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続き書いてしまった^p^

あれ・・・・なんかアリエスの性格。明るいようには見えないような気がしないか?


続きからで読めます。


「イエス・キリスト・・・」

 アリエスの部屋に向かう時、カイから呼び止められ、幾つかの資料を渡された。

 イエス・キリスト。
 さる国で神の子。救世主と呼ばれた存在の事。
 聖母マリアの子であり、偉大なる預言者。

 東方諸教会、正教会、カトリック、聖公会、プロテスタントの多くにおいて三位一体の教義を元に信仰の対象となっており・・・・


(読む気出ねぇよ・・・・)

 パタン。と資料を閉じる。まだレーヴァテイルなどが謳うヒュムノス語の方が学べそうである。
 ただ、資料に軽く目を通すと、カイの言っていたイエス(YES)は明らかに誤認である事は判った。
 アレが想像以上にバカである事はさて置き、アリエスの部屋の前を見晴らせていた天覇兵士に手を軽く振る。

「ウェル様申し上げます」
「ん? どうした?」
「件(くだん)のレーヴァテイルは好きにさせよ。とのご命令を賜っていたので・・・」

 言いよどんだ兵士に、嫌な予感がして覗く。

「・・・・・・マジか?」
「そ、外を見て回りたい。との事です」

 確かに、カイからの指示で自由にさせて良いと受けたし、そう伝えた。
 あの子にも、縛られずに自由にして良いと告げた。
 だが、こうもいきなり無警戒に歩かれるとは思っても見なかった。
 先ほどカイから言われた言葉を思い出す。

『人間では神にはなれない。あのバカ高い塔を管理しているのもレーヴァテイル。オレがアル・イエス組織の人間ならばだったらあの子を神に仕立て上げる』
『きっとあの子はこの先、組織に狙われるぞ・・・・』

「馬鹿か・・・!」

 好奇心旺盛なのは良いが、想像以上に彼女が危険である。という事を再認識し、
 ウェルは部屋を後に駆け出した。






「もはやこうも簡単に見つけられるとはな・・・」
「や・・やだ・・・・」

 ほたる横丁のかもめみなとのど真ん中。
 追い詰める覆面の兵士二人と、一歩下がれば転落する位置に追い込まれている少女。アリエス。
 突然の出来事に、利用者は遠巻きにそれを見ていた。
 覆面の兵士は、重圧の剣を軽々と握っており、相当に実力を持つ者だと素人目にもわかる。
 君子危うきに近づからず。遠めに見る人は誰も助けはしなかった。

「オイ。コイツはヒュムネコードをハック出きる試験体だ。追い詰めて殺すなよ」
「判っている・・・我らが、イエス様の導くままに」

 ゆらり。と陽炎のように覆面の兵士が近づいていく。
 怯えるアリエスは、一歩後ろに下がるが・・・

「ひっ・・・」

 後ろが宙である事に気付いて、すっと前に出た。

「やだやだ・・・こわいよ・・・!!」

 アリエスは目を閉じて屈む。だが、覆面の兵士はそれがチャンスと襲い掛かった!!
 その刹那・・・!

「っ・・らあ!!!」

 兵士とアリエスの間に入り込みウェルは手近に拾ってきた鉄板で兵士を押し返した!!
 反動で後ろに転ばないように、前面に耐える!!

「なんだ・・・!!」
「小僧・・・邪魔立てする気か」

 ウェルの乱入に覆面の兵士はバックステップし、体制を整える。
 アリエスを庇う様にウェルは立つが、ぶっちゃけ何も考えてはいなかった。
 何故こんな気味の悪い相手にアリエスのような会って間もない少女を守ったのか。
 判らないが、ただ無我夢中だった。と思う。

(こいつら・・・人通りの多い中で平然とこんな行動するなんて、尋常じゃない・・・)

 ウェルがそう思っている中、兵士二人は目配せして語り合い
 そして、ウェルに告げた。

「・・・我らイエスの邪魔立てする者は容赦なく切り捨てる」
「げっ・・・」

 その言葉に冷や汗が出る。
 再び、今度はアリエスを捕らえる為ではなく、ウェルを切り刻まんと大剣を振り駆ける!
 ウェルは武器なんか持っていない。というか、武術なんぞやった事はない。
 さっきのも体当たり任せな感じだった。不意をついたから成功しただけの事。
 覆面の兵士が振る剣ならば、盾に使った鉄板など紙切れのように切るだろう
 やられる。誰もがそう思い、手で顔を覆った!!

   ガイィィィィィィィィン!!!!

「え・・・?」

 甲高い音が鳴り響き、ウェルは思わず顔を上げる。
 怯えるアリエスと、硬直してしまったウェルを庇うように立つは、
 白銀の甲冑。流るる銀の髪。
 そして覗く、褐色の肌。
 手には身体をゆうに覆い隠せる大盾と、白銀の剣。

「・・・弱者をいたぶるとは、あまり趣味が宜しくありませんわね」
「貴様。何者だ・・・」

 攻撃が防がれた事で動揺した兵士が後ろに下がりながら謎の女性に問う。

「見ている事しか出来なかった人間。我関せずと見捨てた人間。そんな人間風情に答える名前はありませんわ。まして、あなた達のような弱き者を襲う下衆など以ての外」

 そう辛口に言うが、後ろ目にウェルを見て女性は微笑む。

「ですが、無力でも動いた人間は、わたくしは好きですわ」
「は、はぁ・・・」

 思わず、ウェルはドキリとした。
 しかし、その微笑みもわずか数秒後には眼前の敵を見据える目に変わる。

「退きなさい。今ならばまだわたくしも目を瞑りましょう」
「小癪な・・・!!」

 女性の提案に耳も傾けず、兵士は駆ける。
 速い。こんな攻撃を受ければひとたまりも無いハズだ・・・!!

「危ない!!」

 ウェルが叫ぶ。しかし、女性は口元にニヤリと笑みを浮かべ。
 その大盾を振り回し、器用に剣をはじき飛ばした!!!
 鉄の打ち合う音が響く!!
 剣は回転したまま宙を舞い、死の雲海に飲み込まれて行った。
 女性は容赦なく盾で覆面の兵士たちに体当たり(チャージアタック)を行い、押しつぶす!

「ぐぅっ・・・!!!!」
「骨の何本かがいったハズですわ。しばらくは安静になさらなければ、死にますわよ」

 覆面の兵士の喉下に剣先を向け、女性は脅す。

「貴様・・・我らイエスは貴様を忘れぬぞ・・・・その罪、死をもって償え・・・!!」

 そう言い残し、よろよろと立ち去っていった。
 それを見送って、ふぅ。と女性は安心したように息をつき、ウェル達の所に来た。

「勇気ある者よ。差し出がましい行為を失礼しました」
「い、いや・・・助かった」

 事が終わり、人々は女性に目もあわせぬようにそそくさと立ち去っていく

「・・・・わたくしの物言いに言い返す事も出来ないのでしょう。愚かな」

 ポツリと呟く女性。相当の堅物だけども、強い正義感を持った人物なのだと思う。
 ここでウェルはハッとなり、アリエスを見た。

「アリエス。大丈夫か・・・?」
「あ・・・・あ・・・・」

 ガタガタと身体を震わせて、顔は真っ青。
 とても大丈夫では無さそうだった・・・
 女性は、そのアリエスに手を貸して抱き上げる。

「申し送れましたわ。わたくしの名はトゥルィエ。しがない流れの剣士ですわ」
「俺はウェル。・・・って、あんた。テル族か?」

 ふと、後ろからちらりと覗いた尖った耳に気付き、ウェルはたずねた。

「ええ・・・修行の旅に」

 ならば、人間を嫌うあの態度も少しは頷けた。
 テル族と人間は、基本的に仲が悪い。
 というのも、歴史が関わっており、そう簡単に埋められる溝では無かった。
 だけども、全く以ってテル族と人間は関わりが無いワケではなく、気が合えば付き合う事があり。
 旅の剣士と魔術師のテル族が協力し旅を続けている話を噂程度で聞いたりもする。

「レーヴァテイルを気遣う心。エレミア教会の方と存じますけれども・・・よろしいですの?」
「いや。俺は天覇の研究員だ。その子も天覇で保護している」
「天覇・・・・」

 天覇の名前を出した途端、トゥルィエはまゆを顰めた。
 無理もない話だろう。天覇は金で動く企業。そして、レーヴァテイルへの扱いの酷さ。
 ・・・だが、第三世代のレーヴァテイルは、延命剤『ダイキリティ』が無ければ20歳に死んでしまう。
 そのダイキリティは本来数百万で取引されるが、教会と天覇だけはレーヴァテイルに無償で提供できる。
 教会に入れなかったレーヴァテイルは、天覇に所属するのが一般的なのだ。
 酷い現実ではある。のだが・・・・
 しかし、天覇の研究員の中にもレーヴァテイルに理解の深い者もおり、
 権力を濫用して保護している人物も居る事をトゥルィエに話した。

「なるほど、我を組織の悪として、根源の善を成す者ですわね。ウェル殿を見れば、その方がとても気を使ってくださる方なのだと判りますわ」
「いや、アレが気を使うタマかぁ・・・」

 帰ってきた少し天然な答えに呆れながら、三人で天覇の研究所に戻っていった。
 他愛ない話を交えながら・・・だけども、その一方でウェルは思う。

(また、あんな奴らと戦うのか・・・? このままじゃ、俺は足手まといにしか、ならないだろう・・・)




「お前に資料を渡してこいつも渡すのをてっきり忘れていた」
「は?」

 トゥルィエにアリエスを全て任せた後、ウェルはカイに報告をした。
 そこで、ポイッと一つのモノを投げて渡される。

「銃(ハンドガン)・・・?」
「ただの銃じゃないぞ。遺産と呼ばれているかもしれなくもない光線銃を再現したものだ。と言っても威力はおざなりだがな」
「・・・・」

 怪しい。むちゃくちゃ言い方が怪しい。
 そんな目線のウェルに気を使う事無く、カイは機会に向かいながらウェルに話した。

「お前確か、ポチョムー先生からメルク習ってたろ」
「あ、ああ・・・」
「そいつはメルクで強化出きる武器だ。初期化機能がついてるから、効果を外したい時は持って来い」
「・・・」
「あとコイツもな」

 ウェルは二枚のカードを渡される。
 一つは炎属性付与。もう一つは氷属性付与。

「銃弾にリミッターは無い」
「・・・・・それってどういう仕組みなんだよ」
「俺に不可能はない!!」
「・・・・もういいわ」

 腰のホルスターに光線銃を仕舞い、後にする。

「ああそうだ。ウェルよ」
「? ・・・・なんだ?」

 何か嫌な予感しかしない。
 いやむしろ、こういう時に良い事なんて何も無かった気がする。
 案の定

「お前、アリエスのパートナーになれ。んで、ダイブ屋行って来い」
「・・・・・・・・・は?」

 突拍子の無い事だった






 あれ・・・なんだかんだで続きを書いてしまった・・・・

 きっと次は無い・・・・ハズ!!




注意:アルトネリコの世界観考察なんて一切してねーぜ!(自重
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